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Title:
PIPE JOINT COUPLING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/149653
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To obtain a pipe joint coupling device which can increase the adjusting amount of core gap of pipe joints when they are coupled while saving the space. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] The pipe joint coupling device comprises one pipe joint member (9) having a containing groove (27) in the outer circumferential surface, the other pipe joint member (8), a member (7) for supporting one pipe joint member, and a collar member (31) for clamping the supporting member in conjunction with a shoulder portion provided in one pipe joint member. An opening (7a) having a diameter substantially equal to the outside diameter of one pipe joint is formed in the supporting member, an elastic member (29) is contained in the containing groove, the opening edge (7b) of the supporting member faces the containing groove, one side face (7c) of the opening edge abuts slidably against the shoulder portion, the other side face (7d) of the opening edge abuts slidably against the end face (31a) of the collar member, one pipe joint member is displaced freely by the elastic member, width of the containing groove is set larger than the plate thickness of the supporting member, and when the pipe joint members are coupled, the elastic member pressed by the opening edge of the supporting member deforms to displace one pipe joint member for the supporting member.

Inventors:
IMOTO YUKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/059005
Publication Date:
December 11, 2008
Filing Date:
May 16, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NITTO KOHKI CO (JP)
IMOTO YUKI (JP)
International Classes:
F16L39/04
Foreign References:
JPS56119093U1981-09-10
JPS6145695U1986-03-26
JPS59151687A1984-08-30
JP2005344808A2005-12-15
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Claims:
外周面に収納溝を有する一方の管継手部材と、一方の管継手部材に連結固定される他方の管継手部材と、一方の管継手部材を支持する支持部材と、支持部材を一方の管継手部材に設けた肩部とで挟持するカラー部材とを備え、 支持部材には一方の管継手部材の外径と略同一径の開口が形成されており、収納溝には弾性部材が収納されており、支持部材の開口縁部が収納溝に面し、開口縁部の一側側面が肩部に摺動自在に当接し、開口縁部の他側側面が肩部の対向位置にあるカラー部材の端面に摺動自在に当接しており、収納溝に収納された弾性部材により、一方の管継手部材を支持部材に対して管継手部材の半径方向に変位自在にしており、 収納溝の溝幅は支持部材の材厚よりも大きく形成されており、一方の管継手部材と他方の管継手部材とを連結する際には、支持部材の開口縁部が収納溝内の弾性部材を押圧し、押圧された弾性部材が変形することにより一方の管継手部材が支持部材に対して変位することを特徴とする管継手連結装置。
外周面に収納溝を有する一方の管継手部材と、一方の管継手部材に連結固定される他方の管継手部材と、一方の管継手部材を支持する支持部材と、支持部材を一方の管継手部材に設けた肩部とで挟持するカラー部材とを備え、 支持部材には一方の管継手部材の外径と略同一径の開口が形成されており、収納溝には弾性部材が収納されており、支持部材の開口縁部が収納溝に面し、開口縁部の一側側面が肩部に摺動自在に当接し、開口縁部の他側側面が肩部の対向位置にあるカラー部材の端面に摺動自在に当接しており、収納溝に収納された弾性部材とカラー部材とにより、一方の管継手部材を支持部材に対して変位自在にしており、 収納溝の溝幅は支持部材の板厚よりも大きく形成されており、一方の管継手部材と他方の管継手部材とを連結する際には、支持部材の開口縁部が収納溝内の弾性部材を押圧し、支持部材の変位と、押圧された弾性部材の変位とにより、一方の管継手部材が支持部材に対して変位することを特徴とする管継手連結装置。
収納溝には弾性部材が支持部材の開口縁部によって押し込まれて変形したときに、その変形部分が位置する逃げ部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の管継手連結装置。
収納溝の溝幅は弾性部材の溝幅方向の長さよりも大きく形成しており、弾性部材の変形部分が位置する逃げ部は、収納溝の一方及び他方の溝壁面側の少なくともいずれか一方に形成されるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の管継手連結装置。
弾性部材が、管継手部材の周方向に沿って配置したOリングから形成されていることを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の管継手連結装置。
カラー部材が、管継手部材の挿入方向に対し移動自在に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の管継手連結装置。 
Description:
管継手連結装置

本発明は、継手部材同士を連結及び解除可 能な管継手連結装置に関する。

特許文献1には、管継手連結装置として、被 続機器の支持部材(固定板22)に取付けられる 方の管継手部材(ソケットS)を備え、一方の 継手部材の外周面に形成したフランジ部20 、カラー23とで支持部材を支持すると共に、 一方の管継手部材の外周面に形成した収納溝 (円周溝26)に弾性部材(Oリング21)を配して、支 持部材に対して一方の管継手部材を弾性的に 保持する構成が開示されている。  

実開平7-38881号公報

上述の特許文献1に記載の管継手連結装置 、支持部材の厚みを収納溝の溝幅よりも大 く設けてあるため、管継手部材の芯ずれを 整する際に、弾性部材が支持部材で押し込 れても、支持部材の開口縁部が、管継手部 の外周面に突き当たって弾性部材の押し込 量が規制されてしまう。そのため芯ずれの 整量を大きくとれず、また、支持部材の厚 が大きいので、省スペース化が図り難いと う問題があった。 

本発明は、連結時における管継手同士の芯 ずれの調整量を大きくできると共に省スペー ス化を図ることができる管継手連結装置を得 ることを目的とする。

すなわち、本発明は、外周面に収納溝を有 する一方の管継手部材と、一方の管継手部材 に連結固定される他方の管継手部材と、一方 の管継手部材を支持する支持部材と、支持部 材を一方の管継手部材に設けた肩部とで挟持 するカラー部材とを備え、支持部材には一方 の管継手部材の外径と略同一径の開口が形成 されており、収納溝には弾性部材が収納され ており、支持部材の開口縁部が収納溝に面し 、開口縁部の一側側面が肩部に摺動自在に当 接し、開口縁部の他側側面が肩部の対向位置 にあるカラー部材の端面に摺動自在に当接し ており、収納溝に収納された弾性部材により 、一方の管継手部材を支持部材に対して管継 手部材の半径方向に変位自在にしており、収 納溝の溝幅は支持部材の板厚よりも大きく形 成されており、一方の管継手部材と他方の管 継手部材とを連結する際には、支持部材の開 口縁部が収納溝内の弾性部材を押圧し、押圧 された弾性部材が変形することにより一方の 管継手部材が支持部材に対して変位する。 

この管継手連結装置においては、収納溝の 溝幅は支持部材の板厚よりも大きく形成され ており、管継手部材同士を連結する際には支 持部材の開口縁部が収納溝内の弾性部材を押 圧し、押圧された弾性部材が変形することに より一方の管継手部材が支持部材に対して変 位するので、支持部材の開口縁部が管継手の 外周面の規制を受けずに、収納溝内に入り込 むことができ、従って、連結時に芯ずれ調整 する際に、管継手同士の芯ずれの調整量を大 きくとることができる。 また、支持部材の 厚を収納溝の溝幅よりも小さくしているの 、省スペース化及び軽量化を図ることがで る。 

更に、支持部材の開口縁部の一側側面が肩 部に当接し、支持部材の開口縁部の他側側面 が肩部の端面に当接して、一方の管継手部材 を支持部材に対して挟持しているので、支持 部材を確実に挟持することができ、支持部材 の開口に位置する一方の管継手部材のぐらつ きを抑えることができる。 

また、請求項2に記載の発明は、外周面に 納溝を有する一方の管継手部材と、一方の 継手部材に連結固定される他方の管継手部 と、一方の管継手部材を支持する支持部材 、支持部材を一方の管継手部材に設けた肩 とで挟持するカラー部材とを備え、支持部 には一方の管継手部材の外径と略同一径の 口が形成されており、収納溝には弾性部材 収納されており、支持部材の開口縁部が収 溝に面し、開口縁部の一側側面が肩部に摺 自在に当接し、開口縁部の他側側面が肩部 対向位置にあるカラー部材の端面に摺動自 に当接しており、収納溝に収納された弾性 材とカラー部材とにより、一方の管継手部 を支持部材に対して変位自在にしており、 納溝の溝幅は支持部材の板厚よりも大きく 成されており、一方の管継手部材と他方の 継手部材とを連結する際には、支持部材の 口縁部が収納溝内の弾性部材を押圧し、支 部材の(管継手部材の軸線方向における)変位 と、押圧された弾性部材との変位とにより、 一方の管継手部材が支持部材に対して変位す る。 

この管継手連結装置においては、収納溝の 溝幅は支持部材の板厚よりも大きく形成され ており、管継手部材同士を連結する際には支 持部材の開口縁部が収納溝内の弾性部材を押 圧し、支持部材の変位と、押圧された弾性部 材との変位とにより、一方の管継手部材が支 持部材に対して変位するので、支持部材の開 口縁部が管継手の外周面の規制を受けずに、 収納溝内に入り込むことができ、従って、連 結時に芯ずれ調整する際に、管継手同士の芯 ずれの調整量を大きくとることができる。  た、支持部材の板厚を収納溝の溝幅よりも さくしているので、省スペース化及び軽量 を図ることができる。 

更に、支持部材の開口縁部の一側側面が肩 部に当接し、支持部材の開口縁部の他側側面 が肩部の端面に当接して、収納溝に収納され た弾性部材とカラー部材とにより、一方の管 継手部材を支持部材に対して挟持しているの で、支持部材を確実に挟持することができ、 支持部材の開口に位置する一方の管継手部材 のぐらつきを抑えることができる。 

請求項3に記載の発明は、収納溝には弾性 材が支持部材の開口縁部によって押し込ま て変形したときに、その変形部分が位置す 逃げ部を形成している。 

請求項3に記載の発明によれば、芯ずれの 整時に、支持部材の開口縁部が収納溝内に し込まれると、弾性部材の変形した部分が げ部に移動できるので、支持部材の開口縁 による押し込み量を大きくとることができ 芯ずれの調整量を更に大きくとることがで る。 

請求項3に記載の発明は、収納溝の溝幅は 性部材の溝幅方向の長さよりも大きく形成 ており、弾性部材の変形部分が位置する逃 部は、少なくとも収納溝の一方及び他方の 壁面側のいずれか一方に形成されるように っている。 

請求項3に記載の発明によれば、収納溝の 幅は弾性部材の溝幅方向の長さよりも大き 形成し、弾性部材の変形部分が位置する逃 部は、少なくとも収納溝の一方及び他方の 壁面側のいずれか一方に形成されるように っているので、弾性部材が収納溝の溝幅方 で位置がずれた場合でも、支持部材の開口 部によって弾性部材を確実に押し込むこと できる。 

請求項4に記載の発明は、弾性部材が、管 手部材の周方向に沿って配置したOリングか 形成されていることを特徴とする。 

請求項4に記載の発明によれば、弾性部材 Oリングとしているので、収納溝内にOリング を装着するだけで固定でき、組み付け作業が 容易である。 

請求項5に記載の発明は、カラー部材が、 継手部材の挿入方向に対し移動自在に設定 れていることを特徴とする。 

請求項5に記載の発明によれば、カラー部 が、管継手部材の挿入方向に対し移動自在 設定されているので、支持部材の板厚が異 る場合や板厚に寸法誤差がある場合でも、 持部材を確実に挟持することができる。

以下、本発明に係る管継手連結装置の実施 形態を添付図面に基づき説明する。本発明に 係る管継手連結装置1は、被接続機器(図示せ )に固定される多連式雄型継手ユニット部材 3と、多連式雄型継手ユニット3に接続される 連式雌型継手ユニット5とを備える。 

多連式雌型継手ユニット5は略直方体の継 保持部材6と、継手保持部材6内に保持される 複数の雌型継手部材(他方の管継手部材)8とを 備えており、各雌型継手部材8は継手保持部 6の長手方向に沿って一直線上に配置されて る。 

図3に示すように、雌型継手部材8は略円筒 の雌型継手本体11と、雌型継手本体11内に形 成された流体通路13と、流体通路13を開閉す バルブ15と、バルブ15に押し付けられて流体 路13を閉鎖するパッキン17と、バルブ15を流 通路に沿って付勢するスプリング19とを備 る。 

図4に示すように、多連式雄型継手ユニッ 3は板金で成型されたプレート(支持部材)7と プレート7に保持される複数の雄型継手部材 (一方の管継手部材)9とを備えており、プレー ト7には雄型継手部材9の外径と略同一径の開 7aがプレート7の長手方向に沿って一直線上 形成されており、各開口7aに各雄型継手部 9を配置している。 

図3に示すように、雄型継手部材9は略円筒 の雄型継手本体21と、雄型継手本体21内に形 成された流体通路23とを備え、雄型継手本体2 1の先端には接続時に雌型継手本体11内のバル ブ15を押し込んで流体通路13を開く押圧体25が 形成されている。 

雄型継手本体21の外周面22には周方向に沿っ 環状溝(収納溝)27が形成されており、環状溝2 7内にOリング(弾性部材)2
9を収納している。また環状溝27の溝幅(図1中A で示す)はプレート7の板厚(図1中Bで示す)より も大きく形成されている。更に、Oリング29の 溝幅方向の長さ(図1中Cで示す)はプレート7の 厚Bよりも大きく、且つ環状溝27の溝幅Aより 小さくなっている。 

また雄型継手本体21の外周面22には環状溝( 納溝)27の開口の一部を塞ぐように環状のカ ー部材31が設けられており、カラー部材31は ストップリング33によって外周面22に固定さ ている。 

プレート7の開口縁部7bの先端は、環状溝27 に位置してOリング29に接しており、開口縁 7bの一側側面7cが環状溝27の一方の溝壁面27a( 肩部22a)に摺動自在に当接しており、開口縁 7bの他側側面7dがカラー部材31の端面31aに摺 自在に当接している。 

尚、雄型継手本体21は後端側の外周面22bよ も拡径に設けた肩部22aを設けており、環状 27の一方の溝壁面27aの雄型継手本体21におけ る半径方向長さ(図2中Dで示す)を、環状溝27の 他方の溝壁面27bの雄型継手本体21における半 方向長さ(図2中Eで示す)よりも大きくしてい る。 

また、Oリング29は雄型継手本体21の軸線方 における先端部29aが環状溝27の一方の溝壁 27aに当接しており、雄型継手本体21の軸線方 向における後端部29bは環状溝27の他方の溝壁 27bに当接せずに、Oリング29の後端部29bと環 溝27の他方の溝壁面27bとの間に隙間を設け 、この隙間をOリング29がプレート7の開口縁 7bによって押し込まれて変形したときに、 の変形部分が位置する逃げ部35としている。  

次に上述の実施形態における作用及び効果 について説明する。継手部材同士の連結作業 では、多連式雄型継手ユニット部材3に取り けられている各雄型継手部材9と、多連式雌 継手ユニット5に取り付けられている各雌型 継手部材8との位置合わせを行い、各雌型継 部材8に各雄型継手部材9を挿入して継手部材 同士を連結する。 

連結時において、継手部材間で芯ズレがあ る場合には、挿入時にOリング29がプレート7 開口縁部7bに押し込まれて弾性変形し、各雄 型継手部材9がプレート7に対して開口7aの半 方向に移動し、芯ズレが修正される。 

尚、Oリング29が最大限に弾性変形した状態 では、図2に示すように、Oリング29は断面視 おいて一部を欠いた略楕円状を成しており プレート7の開口縁部7bで押し退けられた部 が環状溝27の溝幅方向のみならず、環状溝27 高さ方向にも変形するようになっている。 して、Oリング29の前後の端部29a、29bが環状 27の側壁27a、27bに、Oリング29の(変形部分)の 上端部29cがカラー部材31の内周面31bにそれぞ 当接して、環状溝27内の隙間がOリング29で ぼ埋まるようになっている。すなわち、環 溝27の溝幅方向の長さはOリング29が最大限に つぶされたときに、Oリング29の軸線方向にお ける後端部29bが環状溝27の他方の溝壁面27bに 接する長さにしておくことが好ましい。ま 、環状溝27の溝の深さはOリング29が最大限 つぶされたときに、Oリング29の(変形部分)の 上端部29cがカラー部材31の内周面31bに当接す 長さにしておくことが好ましい。 

上述したように本実施の形態によれば、環 状溝27の溝幅はプレート7の板厚よりも大きく 形成されており、管継手部材同士を連結する 際にはプレート7の開口縁部7bが環状溝27内のO リング29を押圧し、押圧されたOリング29が変 することにより、管継手部材がプレート7に 対して変位するので、プレート7の開口縁部7b が管継手の外周面22の規制を受けずに、環状 27内に入り込むことができ、従って、管継 同士の芯ずれの調整量を大きくとることが きる。 また、プレート7の板厚を環状溝27の 溝幅よりも小さくしているので、省スペース 化及び軽量化を図ることができる。 

更に、開口縁部7bの一側側面7cが環状溝27の 一方の溝壁面27a(肩部22a)に当接し、開口縁部7 bの他側側面7dがカラー部材31の端面31aに当接 ているので、プレート7を確実に挟持するこ とができ、プレート7の開口7aに位置する各雄 型継手部材9のぐらつきを抑えることができ 。 

また、環状溝27の一方の溝壁面27a(肩部22a) カラー部材31の端面31aとの間に挟んでプレー ト7を支持しており、Oリング29の収納溝(環状 27)を利用してプレート7の一方の側面を支持 しているので、プレート7の支持構造を簡易 できる。 

また、芯ずれの調整時に、プレート7の開 縁部7bが環状溝27内に押し込まれると、Oリン グ29の変形部分が逃げ部35に移動できるので プレート7の開口縁部7bによる押し込み量を きくとることができ、芯ずれの調整量を更 大きくとることができる。 

尚、本実施の形態においては、Oリング29は 環状溝27の一方の溝壁面27aに当接して、逃げ 35が環状溝27の他方の溝壁面側に形成した状 態を説明した。しかし、図1(b)に示すように 経時変化によってOリング29が他方の溝壁面 に位置がずれることも考えられる(図1(b)中O ング29’、29’’で示す)。Oリング29が最大限 、他方の溝壁面側に位置がずれた場合(すな ち、Oリング29’’の後端部分29b’’が環状 27の他方の溝壁面27bに当接し、逃げ部35が環 溝27の一方の溝壁面側に形成された場合)に いても、プレート7の開口縁部7bの移動経路 にOリング29が存在するので、プレート7の開 口縁部7bによってOリング29’’を確実に押し むことができる。 

以上、本発明に係る管継手連結装置の実施 形態につき説明したが、この実施形態に限定 されるものではない。例えば、カラー部材31 、雄型継手部材9の挿入方向に対し移動自在 に設定されても良く、図6に示すように、カ ー部材31が、雄型継手本体21に固定された固 部41と、固定部41にスプリング43を介して移 自在に設けられた移動部45とを備え、スプ ング43の付勢力によって移動部45の先端45aを 口縁部7bの他側側面7dに押圧するようにして も良い。 この場合、カラー部材31が、管継 部材の挿入方向に対し移動自在に設定され いるので、プレート7の板厚が異なる場合や 厚に寸法誤差がある場合でも、プレート7を 確実に挟持することができる。 

尚、図7に示すように、スプリング43の代わ りにOリング47を介して移動部45の先端45aを開 縁部7bの他側側面7dに押圧するようにしても 良い。この場合、管継手部材同士を連結する 際には、押圧された収納溝27内のOリング29と カラー部材31のOリング47との変位により、 継手部材がプレート7に対して変位する。よ て、雄型継手部材9をその軸線方向に対して 平行に(開口7aの半径方向に沿う方向に)移動 きるのみならず、雄型継手部材9をその軸線 向に対して斜めにずれた方向にも移動でき ようになり、芯ずれの調整量を更に大きく ることができる。 

上述の実施形態では、雄型継手部材9にプ ート7を設けたが、雌型継手部材8に設けてあ っても良い。

本発明に係る管継手連結装置の雄型継 部材を示す概略図であり、(a)は通常時の雄 継手部材を説明する図、(b)は(a)の要部を抜 出して示す拡大図である。 本発明に係る雄型継手部材を示す概略 であり、芯ズレ調整時を説明する図である 本発明に係る雄型継手部材及び雌型継 部材を示す概略図である。 本発明に係る管継手連結装置の多連式 型継手ユニットを示す図であり、(a)は側面 、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は底面図で る。 本発明に係る管継手連結装置の多連式 型継手ユニットを示す図であり、(a)は平面 、(b)は正面図、(c)は側面図である。 変形例に係る管継手連結装置の雄型継 部材を示す概略図である。 変形例に係る管継手連結装置の雄型継 部材を示す概略図である。

符号の説明

管継手連結装置1;多連式雄型継手ユニット3 ;多連式雌型継手ユニット5;継手保持部材6;プ ート(支持部材)7;開口7a;開口縁部7b;一側側面 7c;他側側面7d;雌型継手部材(他方の管継手部 )8;雄型継手部材(一方の管継手部材)9;雌型継 本体11;流体通路13;バルブ15;パッキン17;スプ ング19;雄型継手本体21;外周面22;肩部22a;流体 通路23;押圧体25;環状溝(収納溝)27;Oリング(弾 部材)29、29’、29’’;カラー部材31;ストップ リング33;逃げ部35;固定部41;スプリング43;移動 部45; 先端45a