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Title:
ILLUMINATING DEVICE FOR DISPLAY DEVICE, DISPLAY DEVICE, AND TELEVISION RECEIVING APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/022480
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is an illuminating device for display devices, which comprises a tubular light source (15) and a relay connector (14) for supplying electric power to the tubular light source (15). The tubular light source (15) comprises a glass tube (34) and a cylindrical base (36) which can be externally fitted to the glass tube (34) and makes an electrical connection between the tubular light source (15) and the terminal (14). The base (36) comprises an elastic member (38) with a variable inner diameter, which can be elastically deformed in the radial direction for changing the inner diameter thereof in accordance with the outer diameter of the glass tube (34).

Inventors:
CHO SHIYOSHI
Application Number:
PCT/JP2008/055423
Publication Date:
February 19, 2009
Filing Date:
March 24, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SHARP KK (JP)
CHO SHIYOSHI
International Classes:
F21S2/00; F21V19/00; G02F1/13357; H01J5/50; H01R33/02; H01R33/90; F21Y103/00
Domestic Patent References:
WO2008001565A12008-01-03
Foreign References:
JPH03261030A1991-11-20
JPH03285231A1991-12-16
JP2004294592A2004-10-21
JP3525797B22004-05-10
JP2006093011A2006-04-06
JP2007234551A2007-09-13
Other References:
None
Attorney, Agent or Firm:
GORO, Kazuo et al. (5th Floor Nittochi Nagoya Bldg.,1-1, Sakae 2-chome, Naka-ku, Nagoya-shi Aichi 08, JP)
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Claims:
 管状光源と、前記管状光源に電力を供給するための端子とを備える表示装置用照明装置であって、
 前記管状光源は、ガラス管と、前記ガラス管に外嵌可能な筒状をなし、当該管状光源と前記端子との間の電気的接続を担う口金とを備え、
 前記口金は、前記ガラス管の外径に応じて自身の内径を変化させるために、径方向に弾性変形可能な内径可変弾性部材を備えることを特徴とする表示装置用照明装置。
 前記内径可変弾性部材は、前記ガラス管の当該口金への挿入に伴って、前記ガラス管の外面に当接し、この当接に従って弾性変形可能であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記内径可変弾性部材は、前記口金の周方向に沿って等間隔で複数配設されていることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の表示装置用照明装置。
 前記内径可変弾性部材は、前記口金の軸方向両端にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記内径可変弾性部材は、前記口金の周方向に沿って等間隔で複数配設され、且つ前記口金の軸方向両端にそれぞれ配設されてなり、
 一方の端部において等間隔に配設された第1内径可変弾性部材群と、他方の端部において等間隔に配設された第2内径可変弾性部材群とは、当該口金を軸方向で見た場合に、それぞれ互い違いの位置に配設されていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記第1内径可変弾性部材群を構成する各第1内径可変弾性部材の周方向配置間隔と、前記第2内径可変弾性部材群を構成する各第2内径可変弾性部材の周方向配置間隔とが同一であることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の表示装置用照明装置。
 前記第1内径可変弾性部材群を構成する各第1内径可変弾性部材の周方向配置間隔をXとした場合、前記第2内径可変弾性部材群を構成する各第2内径可変弾性部材は、当該口金を軸方向で見た場合に、前記第1内径可変弾性部材に対してX/2だけずれた位置に配列されていることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の表示装置用照明装置。
 前記内径可変弾性部材は、前記口金の筒内部に設けられた板バネ状の弾性片であることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記板バネ状の弾性片は、前記口金の軸方向に延在し、当該口金の内面から径方向内側に撓出するように折り曲げられた屈曲部を備えるとともに、前記屈曲部の頂部から前記口金の端部にかけて傾斜面を具備してなり、その傾斜面に沿って、前記ガラス管の当該口金内部への誘導がなされることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の表示装置用照明装置。
 前記管状光源を収容するシャーシを備え、
 前記端子は、前記シャーシに取り付けられるとともに、前記管状光源の前記口金を嵌め込み可能な嵌合受部を備え、
 前記管状光源の前記口金を前記嵌合受部に嵌め込むことで、前記管状光源の前記シャーシへの取り付けと、前記管状光源への電力の供給とが可能となることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記シャーシは平面を有し、前記管状光源を収容する側の面に前記端子が配される一方、前記管状光源を収容する側とは反対側の面には、前記管状光源に電力を供給するためのインバータ基板が配されてなり、
 前記端子は、前記シャーシを貫通して前記インバータ基板に接続されてなることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の表示装置用照明装置。
 前記管状光源が、前記ガラス管の端部からその管軸方向に突出してなるアウタリードを備える一方、前記口金は、その一方の端縁から延出し、前記アウタリード側と接続する導電片を備えることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第11項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 請求の範囲第1項ないし第12項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置と、前記表示装置用照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備えることを特徴とする表示装置。
 前記表示パネルは、一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルであることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の表示装置。
 請求の範囲第13項又は第14項に記載の表示装置を備えることを特徴とするテレビ受信装置。
Description:
表示装置用照明装置、表示装置 及びテレビ受信装置

 本発明は、表示装置用照明装置、表示装 、及びテレビ受信装置に関する。

 テレビ受信装置等に用いられる液晶表示装 として、液晶パネルと、液晶パネルの背面 に設置されるバックライトとを備える構成 一般的である。このうち、バックライトは 冷陰極管などのランプ(光源)と、そのラン を収容するシャーシと、ランプを駆動する ンバータと、を備えるものが知られている( えば特許文献1参照)。

特開2006-351527公報

(発明が解決しようとする課題)
 特許文献1に開示されたバックライトでは、 インバータとランプとを接続するための端子 がシャーシに取り付けられており、ランプを 端子に嵌め込むことでランプへの電力供給が 可能となる。ところで、この場合のランプは 、その両端に外部電極を備えているが、ラン プへの外部電極の取付態様としては、以下の ようなものがある。

 例えば、ランプに対応して筒状の口金を 部電極として用意し、この外部電極に対し ランプを嵌入することで組み付けを完成し いる。つまり、ランプの外径に応じた内径 口金が必要で、ランプに対して一対一の関 の口金が必要となっている。また、その口 も端子に対しては一対一の関係で、端子の に応じた口金外形(外径)が必要となる。し がって、例えばランプの外径寸法がテレビ 信装置の種別に応じて異なる場合には、そ ぞれ異なる口金を嵌入される必要があった このようにランプの外径寸法に応じて口金 別途用意することは非常に手間の掛かるこ であり、製造効率の低下、ひいてはコスト ップに繋がる場合もある。また、ランプの 径寸法に応じていない口金を嵌入させてし い、それが原因で不良が発生し、歩留まり 下に繋がる惧れもある。

 本発明は上記事情に基づいてなされたも であり、ランプ(管状光源)の形状に関わら 、当該ランプに電力供給するための口金を 通に用いることが可能で、製造効率を向上 せ、コストアップを抑制することが可能な 頼性の高い表示装置用照明装置を提供する とを目的とし、併せて信頼性の高い表示装 、テレビ受信装置を提供することを目的と ている。

(課題を解決するための手段)
 上記課題を解決するために、本発明の表示 置用照明装置は、管状光源と、前記管状光 に電力を供給するための端子とを備える表 装置用照明装置であって、前記管状光源は ガラス管と、前記ガラス管に外嵌可能な筒 をなし、当該管状光源と前記端子との間の 気的接続を担う口金とを備え、前記口金は 前記ガラス管の外径に応じて自身の内径を 化させるために、径方向に弾性変形可能な 径可変弾性部材を備えることを特徴とする

 このような表示装置用照明装置によると ガラス管と口金から構成される管状光源に いて、口金が内径可変弾性部材を備え、ガ ス管の外径に応じてその内径を変化させる め、例えば当該照明装置を用いる表示装置 種別に応じて管状光源の明るさ等を変える く、当該ガラス管の外径を設計上変更した 合にも、変更前の口金を共通に用いること 可能となる。つまり、例えば管径3mmのガラ 管と管径4mmのガラス管とに対して、内径の なる別個の口金を用意する必要がなく、共 の口金を使用することが可能となるのであ 。そして、その共通の口金を使用して、端 に対して電気的接続を行うことで、当該管 光源に対して確実に電力供給が可能となり ひいては信頼性の高い表示装置用照明装置 提供することが可能となる。また、口金の 通化により作成すべき口金の種別数が低減 れ、製造効率が向上するとともに、ランプ 外径寸法に応じていない口金を嵌入したこ に起因する不良発生が確実に防止されるた 、その点でも信頼性向上に繋がり、製造歩 まりも向上することとなる。

 上記表示装置用照明装置において、前記内 可変弾性部材は、前記ガラス管の当該口金 の挿入に伴って、前記ガラス管の外面に当 し弾性変形する構成とすることができる。
 このようにガラス管の口金への挿入に伴っ 、内径可変弾性部材がガラス管の外面に当 し、それに従って弾性変形する場合、ガラ 管の口金への挿入をスムーズに行うことが 能となる。

 上記表示装置用照明装置において、前記内 可変弾性部材は、前記口金の周方向に沿っ 等間隔で複数配設されているものとするこ ができる。
 このように内径可変弾性部材を口金の周方 に沿って等間隔で複数配設すると、口金内 の変化態様が径方向に均等となり、偏った 変化が生じないものとなるため、ガラス管 対して口金をバランス良く外嵌させること 可能となる。

 前記内径可変弾性部材は、前記口金の軸方 両端にそれぞれ配設されているものとする とができる。
 この場合、口金の両端でガラス管の外径に じた径変化が生じるため、当該口金の軸方 において内径がより均一となり、ガラス管 対して口金をバランス良く外嵌させること 可能となる。

 前記内径可変弾性部材は、前記口金の周方 に沿って等間隔で複数配設され、且つ前記 金の軸方向両端にそれぞれ配設されてなり 一方の端部において等間隔に配設された第1 内径可変弾性部材群と、他方の端部において 等間隔に配設された第2内径可変弾性部材群 は、当該口金を軸方向で見た場合に、それ れ互い違いの位置に配設されているものと ることができる。
 このように口金の両端各部に配設する第1内 径可変弾性部材群と第2内径可変弾性部材群 を互い違いの位置に配設すると、ガラス管 嵌め込みを安定化させることが可能となる つまり、一方の端部で口金がガラス管と当 する位置と、他方の端部で口金がガラス管 当接する位置とが、周方向において異なる め、安定した外嵌が可能となるのである。

 前記第1内径可変弾性部材群を構成する各第 1内径可変弾性部材の周方向配置間隔と、前 第2内径可変弾性部材群を構成する各第2内径 可変弾性部材の周方向配置間隔とが同一であ るものとすることができる。
 このように口金の両端で配置間隔を同一と ることで、ガラス管に対して口金を一層バ ンス良く外嵌させることが可能となる。

 前記第1内径可変弾性部材群を構成する各第 1内径可変弾性部材の周方向配置間隔をXとし 場合、前記第2内径可変弾性部材群を構成す る各第2内径可変弾性部材は、当該口金を軸 向で見た場合に、前記第1内径可変弾性部材 対してX/2だけずれた位置に配列されている のとすることができる。
 このように口金の両端で配置間隔をX/2だけ らすことで、ガラス管に対して口金を一層 ランス良く外嵌させることが可能となる。 体的には、一方の端部に3つの第1内径可変 性部材を120°毎に配置し、他方の端部に3つ 第2内径可変弾性部材を同じく120°毎に配置 る。そして、第1内径可変弾性部材と第2内径 可変弾性部材とを、当該口金を軸方向から見 た場合に、60°だけずれた位置となるように 列する。これにより、口金は各端部におい 互い違いの位置でガラス管と当接可能とな 、ガラス管の安定した外嵌を実現すること 可能となる。

 前記内径可変弾性部材は、前記口金の筒内 に設けられた板バネ状の弾性片であるもの することができる。
 内径可変弾性部材として口金の筒内部に弾 片を設けることで、簡便な構成により当該 径可変弾性部材を実現することが可能とな 。特に、口金を構成する材料として導電性 有した金属材料を用いた場合、当該口金を 部切り欠いてなる片部を弾性片とし、これ 板バネとして利用することで、一層簡便な 成を実現することが可能となる。

 前記板バネ状の弾性片は、前記口金の軸方 に延在し、当該口金の内面から径方向内側 撓出するように折り曲げられた屈曲部を備 るとともに、前記屈曲部の頂部から前記口 の端部にかけて傾斜面を具備してなり、そ 傾斜面に沿って、前記ガラス管の当該口金 部への誘導がなされるものとすることがで る。
 このような構成の弾性片は、当該口金の内 を変化させる機能とともに、ガラス管の誘 込み機能を兼ねた構成となる。したがって ガラス管を当該口金内部に容易に挿入する とが可能であるとともに、その挿入に伴っ 弾性片が弾性変形し、それにより口金の内 を好適に変化させることが可能となる。

 前記管状光源を収容するシャーシを備え、 記端子は、前記シャーシに取り付けられる ともに、前記管状光源の前記口金を嵌め込 可能な嵌合受部を備え、前記管状光源の前 口金を前記嵌合受部に嵌め込むことで、前 管状光源の前記シャーシへの取り付けと、 記管状光源への電力の供給とが可能となる のとすることができる。
 このような構成によれば、端子の嵌合受部 の口金の嵌め込み作業のみで、管状光源の ャーシへの取り付けと、管状光源への電力 供給とを同時に行うことが可能となる。ま 、本発明では管状光源のガラス管径に関わ ず共通の口金を用いることが可能なため、 合受部の形状(つまり口金を受け入れるため の形状)を統一することが可能となる。つま 、ガラス管径に関わらず同一の口金を用い ことが可能なため、当該口金を受け入れる 合受部も、その共通の口金に対応して形状 統一することができるのである。

 前記シャーシは平面を有し、前記管状光源 収容する側の面に前記端子が配される一方 前記管状光源を収容する側とは反対側の面 は、前記管状光源に電力を供給するための ンバータ基板が配されてなり、前記端子は 前記シャーシを貫通して前記インバータ基 に接続されてなるものとすることができる
 このような接続構造により、管状光源のシ ーシへの取り付けと、管状光源への電力供 とを好適に実現することが可能となる。

 前記管状光源が、前記ガラス管の端部から の管軸方向に突出してなるアウタリードを える一方、前記口金は、その一方の端縁か 延出し、前記アウタリード側と接続する導 片を備えるものとすることができる。
 このような構成により、口金とガラス管の ウタリードとの電気的接続を良好に行うこ が可能となる。

 次に、上記課題を解決するために、本発明 表示装置は、上記表示装置用照明装置と、 記表示装置用照明装置からの光を利用して 示を行う表示パネルと、を備えることを特 とする。
 このような構成により、照明装置における 具合が生じ難く、信頼性の高い表示装置を 供することが可能となる。

 前記表示パネルとしては液晶パネルを例 することができる。このような表示装置は 晶表示装置として、種々の用途、例えばテ ビやパソコンのデスクトップ画面等に適用 き、特に大型画面用として好適である。

(発明の効果)
 管状光源の形状に関わらず、当該管状光源 電力供給するための口金を共通に用いるこ が可能で、製造効率を向上させ、コストア プを抑制することが可能な信頼性の高い表 装置用照明装置を提供することが可能とな 。

本実施形態のテレビ受信装置の概略構 を示す分解斜視図 テレビ受信装置が備える液晶表示装置 水平断面図 液晶表示装置が備える照明装置を正面 した斜視図 照明装置の正面図 中継コネクタの斜視図 中継コネクタと放電管の接続構造を示 部分拡大正面図 中継コネクタの側面図 放電管の口金が中継コネクタに嵌め込 れた態様を示す説明図 中継コネクタと電源基板の接続構造を らわす断面図 放電管の斜視図 口金の背面図 口金の平面図 口金の側面図 口金に第1のガラス管(A)を嵌め込んだ 態を表す説明図 口金に第2のガラス管(A)を嵌め込んだ 態を表す説明図 口金へのガラス管の挿入態様を示す説 明図 図16に続いて口金へのガラス管の挿入 様を示す説明図 口金の一変形例を示す側面図

符号の説明

 D…表示装置、TV…テレビ受信装置、10… 明装置(表示装置用照明装置)、13…シャーシ 14…中継コネクタ(端子)、15…放電管(管状光 源)、16…電源基板(インバータ基板)、24…受 口(嵌合受部)、34…ガラス管、35…アウタリ ド、36…口金、37…本体、38…弾性片(内径可 弾性部材)、38A…第1弾性片(第1内径可変弾性 部材,第1内径可変弾性部材郡)、38B…第2弾性 (第2内径可変弾性部材,第2内径可変弾性部材 )、39…屈曲部、40…導電片、42…筒状部、80 傾斜面

 以下、本発明の実施形態について図面を 照しつつ説明する。すなわち、本発明に係 表示装置用照明装置をバックライトとして えた液晶表示装置を説明し、さらに当該液 表示装置により構成されるテレビ受信装置 ついて説明する。

[テレビ受信装置TVの概要]
 図1は本実施形態のテレビ受信装置TVの概略 成を示す分解斜視図、図2はテレビ受信装置 TVが備える液晶表示装置Dの水平断面図、図3 液晶表示装置Dが備える照明装置10を正面視 た斜視図、図4は照明装置10の正面図である
 図1に示すテレビ受信装置TVは、液晶表示装 (表示装置)Dと、液晶表示装置Dを挟むように して収容する表裏両キャビネットCa,Cbと、電 Pと、チューナーTと、スタンドSとを備えて 成されている。
 液晶表示装置Dは、全体として横長の方形を なし、図2に示すように、表示パネルである 晶パネル11と、液晶パネル11の外部光源であ 照明装置10とを、表側(表示面側)から被せた ベゼル9により組み付け状態に保持した構成 される。液晶パネル11は照明装置10の正面側 配置され、照明装置10は背面側から液晶パ ル11を照射する。

 なお、液晶パネル11は、一対のガラス基 の間に、電圧印加に伴って光学特性が変化 る物質である液晶を封入した周知構造のも であり、一対のガラス基板のうちTFT基板に 、互いに直交するソース配線とゲート配線 に接続されたスイッチング素子としてのTFT(T hin Film Transistor)が設けられ、CF基板には、赤 (R),緑(G),青(B)の三原色の着色部をマトリック 状に配置したカラーフィルタが設けられて る。

 照明装置10は、ランプユニット12と電源基板 (インバータ基板)16とを備えて構成される。 ンプユニット12は、全体として横長方形の板 状をなす金属製のシャーシ13と、シャーシ13 正面側に収容され、シャーシ13の板面に水平 な姿勢で上下方向に並列する複数本の放電管 (管状光源)15と、シャーシ13の左右両側縁に沿 って各放電管15と一対一で対応して上下に並 て配置された複数の中継コネクタ(端子)14と を備えている。電源基板16は、シャーシ13の 面側に配置されていて、中継コネクタ14を介 すことにより放電管15に対して電力供給を行 。
 シャーシ13には、放電管15の端部と平面視重 なる位置を正面から背面へ貫通させた形態で 、略方形をなす複数の取付孔13Hが上下方向に 並ぶように形成され、各取付孔13Hには、それ ぞれ中継コネクタ14が貫通して取り付けられ いる。なお、この場合の平面視とは、当該 晶表示装置Dの表示面を正面から視認した場 合のことを言う。

[中継コネクタ14]
 図5は中継コネクタ14の斜視図、図6は中継コ ネクタ14と放電管15の接続構造を示す部分拡 正面図、図7は中継コネクタ14の側面図、図8 放電管15の口金36が中継コネクタ14に嵌め込 れた態様を示す説明図、図9は中継コネクタ 14と電源基板16の接続構造をあらわす断面図 ある。
 中継コネクタ14は、合成樹脂製のホルダ20と 、ホルダ20内に収容したステンレス等の金属 の中継端子(接続金具)31とから構成される。
 ホルダ20は、全体としてブロック状をなす 状部21と、箱状部21の背面から後方(シャーシ 13の背面側)へ突出する壁部22とから構成され 。

 箱状部21には、その正面から側面(シャー 13の側縁部とは反対側の側面)に亘って開口 る収容室23が形成されている。収容室23の開 口部のうち正面側の開口部は、正面側から放 電管15の端部(口金36)を嵌入させるための受入 口(嵌合受部)24となっており、側面側の開口 は、放電管15の端部(口金36)を収容室23に収容 した状態においてガラス管34との干渉を回避 るための逃がし口25となっている。この逃 し口25には、その開口縁を内側へ板状に張り 出させた形態のストッパ26が形成され、この トッパ26により逃がし口25の開口形状は略U 形に狭められている。この略U字形をなす逃 し口25の上下方向の間隔は、口金36の本体37 外径よりも小さく且つ放電管15のガラス管34 の外径と同じかそれよりも僅かに大きい寸法 となっている。逃がし口25の開口縁における 端部は半円形の凹部27となっており、この 部27の曲率半径はガラス管34の外周の曲率半 と同じかそれよりも僅かに大きい寸法とな ている。また、逃がし口25の開口縁におけ 凹部27よりも正面側の領域は、上下一対のガ イド部28となっている。

 また、箱状部21には、当該箱状部21のうち逃 がし口25が開口している外側面からシャーシ1 3と平行に突出する張出部29が形成されている 。この張出部29は、シャーシ13の正面と逃が 口25との間を仕切るような形態となっている 。
 さらに、壁部22の外面(上面と下面)には上下 一対の抜止め突起30が形成されている。この 止め突起30は、当該中継コネクタ14がシャー シ13から抜け出ることを防止している。

 中継端子31は、ホルダ20の内部に保持され ている。中継端子31は、所定形状に打ち抜い 金属板材を曲げ加工したものであって、湾 した板片からなる上下対称な一対の弾性押 片32と、背面側へ平板状に突出する基板用 続部33とを備えている。一対の弾性押圧片32 、上下方向へ互いに離間する方向への弾性 みを許容された状態で収容室23内に収容さ ており、一対の弾性押圧片32の上下方向の間 隔は、ストッパ26の凹部27よりも正面側の位 において最小となっている。弾性押圧片32が 弾性撓みしていない自由状態における弾性押 圧片32間の最小間隔は、放電管15の口金36の本 体37の外径よりも小さい寸法となっている。 方、基板用接続部33は、箱状部21の背面から ホルダ20外へ露出し、壁部22に沿って後方へ 出している。

 かかる中継コネクタ14をシャーシ13に組み 付ける際には、シャーシ13の正面側から取付 13Hにホルダ20の壁部22を差し込み、箱状部21 外面をシャーシ13の正面における取付孔13H 開口縁部に当接させるとともに、抜止め突 30を、シャーシ13の背面における取付孔13Hの 口縁部に係止させる。これにより、箱状部2 1の外面と抜止め突起30とによってシャーシ13 前後から挟み込み、その結果、ホルダ20が ャーシ13に対して組み付け方向(取付孔13Hの 通方向)への移動を規制された状態に固定さ 、中継コネクタ14がシャーシ13に組み付けら れる。中継コネクタ14がシャーシ13に組み付 られた状態では、ホルダ20の前端側部分を構 成する箱状部21が、シャーシ13の正面側へ突 (露出)しているとともに、ホルダ20の後端側 ある壁部22がシャーシ13の背面側へ突出(露 )している。

[放電管15]
 図10は放電管15の斜視図、図11は口金36の背 図、図12は口金36の平面図、図13は口金36の側 面図、図14は口金36に相対的に大径の第1のガ ス管34(A)を嵌め込んだ状態を表す説明図、 15は口金36に相対的に小径の第2のガラス管34( B)を嵌め込んだ状態を表す説明図、図16は口 36へのガラス管34の挿入態様を示す説明図、 17は図16に続いて同挿入態様を示す説明図で ある。

 放電管15は、冷陰極線管からなり、全体 して細長く円形断面の直線状のガラス管34( 径3mm)と、ガラス管34の両端からガラス管34と 同軸状に且つ直線状に突出する円形断面の細 長い金属製(例えば、ニッケル系、或いはコ ルト系の金属)のアウタリード35と、ガラス 34の両端部に取り付けられる口金36とから構 される。ガラス管34の内部には水銀が封入 れ、ガラス管34の両端部は、加熱して溶融さ せることで概ね半球状に形成されている。そ して、アウタリード35は、この半球部を貫通 ている。

 口金36は、所定の形状に打ち抜かれた金 製(例えば、ステンレス製)の板材に曲げ加工 や叩き出し加工を施すことによって形成され た筒状の単一部品である。口金36は、1つの本 体37と1片の導電片40とを備えている。本体37 、全体としてガラス管34と同心の円筒形をな し、本体37の内径はガラス管34の外径に応じ 変化可能に構成されている。具体的には、 方向に弾性変形可能な板バネ状の弾性片38( 対の弾性片38A,38Bよりなる)が内径可変弾性部 材として具備されている。なお、外径寸法は 不変とされ、中継コネクタ14の受入口(嵌合受 部)24に嵌入可能となっている。

 この内径可変弾性部材たる弾性片38は、 金36の軸方向両端にそれぞれ配設され、つま り導電片40とは反対側において弾性変形を生 得る第1弾性片(第1内径可変弾性部材)38Aと、 導電片40側で弾性変形を生じ得る第2弾性片( 2内径可変弾性部材)38Bと、により構成されて いる。つまり、図16に模式的に示すように、 ラス管34の挿入側端部(導電片40とは反対側 部)で弾性変形し、ガラス管34に当接する第1 性片38Aと、ガラス管34の挿入側とは反対側 端部(導電片40側端部)で弾性変形し、ガラス 34に当接する第2弾性片38Bと、により構成さ ている。また、各第1弾性片38A及び第2弾性 38Bは、それぞれ本体37の一部をスリット状に 切欠することによって3片の弾性片で構成さ 、各3片の弾性片が周方向において等角度の ッチ(等間隔)で配置されている。

 図16、図17に示すように、対をなす弾性片 38A,38Bのうち一方の第1弾性片38Aは、全体とし 後方へ(詳しくは、やや径方向内向きへ斜め 方向に)片持ち状に延出した形態であって、 の基端(前端)を支点として径方向に弾性撓み し得るようになっている。第1弾性片38Aの延 端部(後端部)には、径方向外側へ斜めに曲げ られた屈曲部39が形成され、この屈曲部39の げの外側の面(つまり、内側に臨む面)はガラ ス管34の外周面に当接する接点となっている 周方向に配列した3本の第1弾性押圧片38A,38A, 38Aの接点を結ぶ仮想円は、本体37と同心の円 であり、この仮想円の径寸法は、第1弾性片 38Aが弾性撓みしていない自由状態のときにガ ラス管34の外径よりも小さい寸法となってい 。また、屈曲部39の頂部から、ガラス管34の 挿入側端部(当該口金36の端部)にかけて傾斜 80を具備してなり、その傾斜面80に沿って、 ラス管34の当該口金36内部への誘導がなされ る形となっている。そして、第1弾性片38Aは ガラス管34の当該口金36への挿入に伴って、 ラス管34の外面に当接し、この当接に従っ 弾性変形するものとされている。

 対をなす弾性片38A,38Bのうち他方の第2弾 片38Bは、第1弾性片38Aに対して周方向に隣り うように配置され、全体として第1弾性片38A と逆に前方へ(詳しくは、やや径方向内向き 斜め方向に)片持ち状に延出した形態となっ いて、その基端(後端)を支点として径方向 弾性撓みし得るようになっている。第2弾性 38Bの延出端はガラス管34の外周面に当接す 接点となっており、この3本の第2弾性片38B,38 B,38Bの接点を結ぶ仮想円は、本体37と同心の 形であり、この仮想円の径寸法は、第2弾性 38Bが弾性撓みしていない自由状態のときに ラス管34の外径よりも小さい寸法となって る。

 なお、第1弾性片38A,38A,38Aは、口金36の周 向に沿って等間隔で、つまり120°毎に配設さ れ、第2弾性片38B,38B,38Bは、口金36の周方向に って等間隔で、つまり120°毎に配設されて る。そして、各弾性片38A,38Bは、それぞれ周 向に隣り合うように配置され、つまり各第1 弾性片(第1内径可変弾性部材郡)38A,38A,38Aと、 第2弾性片(第2内径可変弾性部材郡)38B,38B,38B は、図13に示すように当該口金36を軸方向で 見た場合に、それぞれ互い違いの位置に配設 されている。

 本体37には、その前端縁から前方へ片持 状に延出した導電片40が形成されている。導 電片40は、本体37の前端に連なる細長部41と、 細長部41の前端(延出端)から更に前方へ突出 る筒状部42とからなる。

 細長部41は、図11ないし図13に示すように、 体37に対して面一状であって本体37からその 軸線と平行に延出する基端部41aと、基端部41a の延出端から本体37の軸線に向かって径方向 向きに延出する中間部41bと、中間部41bの延 端から本体37の軸線と平行に延出する先端 41cとからなり、先端部41cの延出端に筒状部42 が連なっている。細長部41の幅寸法は細長部4 1の長さ寸法に対して充分に小さく、したが て、細長部41は、本体37の径方向への弾性変 、径方向と交差する方向(細長部41の長さ方 と交差する方向)への弾性変形、及び細長部 41自身を軸とする弾性的な捻れ変形が可能と っている。
 筒状部42は、細長部41の延出端から横方向へ 張り出した部分を円筒状に曲げ加工したもの であり、軸線は概ね本体37と同軸状に配置さ ている。かかる筒状部42は、細長部41を弾性 撓みさせつつ、口金36の軸方向及び径方向へ 位し得るようになっている。

[口金36とガラス管34の組み付け]
 次に、口金36をガラス管34に組み付ける工程 を説明する。
 組付けに際しては、ガラス管34と口金36を、 夫々、把持装置(図示せず)で保持した状態で 口金36とガラス管34とを相対的に同軸で接近 させ、本体37をガラス管34に外嵌させる。図16 に示すように、ガラス管34の本体37への挿入 には、3片の第1弾性片38A,38A,38Aの傾斜面80,80,8 0が構成するテーパ面が、当該挿入の誘い込 を行い、ガラス管34が本体37の内部へ誘導さ る。

 そして、ガラス管34が第1弾性片38Aの傾斜 80に当接しつつ、本体70の内部へ差し込まれ るに伴って、当該第1弾性片38Aが弾性変形す 。挿入が進んで、第1弾性片38Aの屈曲部39と ラス管34の外周面が当接するに至ると、第1 性片38Aの弾性変形が完了する。その後は、 ラス管34の挿入を更に進ませ、他方端側の第 2弾性片38Bに対しても同様に内側から当接し 第2弾性片38Bを弾性変形させつつ、本体37の 方端側へ導き出され、図17に示すように、第 1弾性片38Aと第2弾性片38Bに対してガラス管34 挟まれた状態で、本体37に外嵌されることと なる。

 ガラス管34の挿入を更に進めると、本体37を 貫通したアウタリード35の先端が、筒状部42 中空内に進入し始める(図10参照)。この後、 方の把持装置(図示略)が所定の組付け位置 達すると、口金36とガラス管34とが軸線方向 おいて正規の組付け位置に位置決めされ、 ウタリード35の先端部が筒状部42で全周に亘 って包囲された状態となる。このとき、アウ タリード35の先端部は、筒状部42の先端から きく突出することがなく、筒状部42から僅か に突出するか、筒状部42の先端とほぼ同じ位 、若しくは筒状部42の内部に位置する。
 この後は、筒状部42に対して縮径変形させ ようにカシメ付けが行われ、カシメ付けら た筒状部42とアウタリード35とが溶接によっ 電気的導通可能に固着されて、口金36とガ ス管34とが一体化される。以上により、組付 けが完了し、放電管15が完成する。

 口金36とガラス管34が組み付けられた状態で は、弾性片38A,38Bによる弾性的な保持作用に り本体37がガラス管34に対してほぼ同心状に 持され、ガラス管34の外周と本体37の内周と の間には、ほぼ全周に亘って隙間(空気層)が 保される。
 また、弾性片38A,38Bの弾性変形によりガラス 管34を保持しているため、ガラス管34の外径 応じて口金36の本体37の内径が変化すること なる。したがって、異なる外径のガラス管3 4に対して、共通の口金36を用いることができ るものとされている。

[中継コネクタ14に対する放電管15の取付]
 上記のようにして製造された放電管15は、 継コネクタ14に取り付けられる(図6、図8、図 9参照)。取付けに際しては、放電管15を水平 向けた状態でシャーシ13の正面に接近させ、 ガラス管34の両端部と口金36を中継コネクタ14 の収容室23に対して正面側から嵌め込む。こ とき、一対の弾性押圧片32が、口金36の本体 37によって上下に拡開するように弾性撓みさ られ、本体37が一対の弾性押圧片32の最小間 隔部分を通過した後は、両弾性押圧片32が、 の弾性復元力によって本体37を収容室23の奥 側へ引き込み、本体37を収納室23の底部に当 させ、これにより、放電管15の取付けが完了 する。

 取り付けられた放電管15は、その両端部 おいて一対の弾性押圧片32に保持され、中継 端子31とこの中継端子31の取付け母体である ルダ20を介してシャーシ13に取り付けられる この状態では、放電管15の重量は、中継コ クタ14を介してシャーシ13に作用するだけで り、アウタリード35に対して放電管15の重量 が負荷として作用することはない。

 また、一対の弾性押圧片32が本体37の外周 面に弾性的に接触し、これにより、アウタリ ード35が口金36を介して中継端子31に電気的導 通可能に接続される。さらに、一対の弾性押 圧片32の弾性復元力により、ガラス管34がス ッパ26の凹部27に押し付けられた状態に保持 れており、放電管15の軸方向に見たときに 、本体37の一部がストッパ26と重なるように 置する。つまり、本体37における導電片40と は反対側の端縁の一部がストッパ26に対して 線方向に接近して対向する状態となる。

 また、ホルダ20の外面のうちシャーシ13の 板面と直角であって収容室23の逃がし口25が 口する外面には、シャーシ13と逃がし口25と 間の部分をシャーシ13の板面に沿って突出 せた形態の張出部29が形成されているので、 収容室23の内部からシャーシ13の正面に至る 面距離が長くなっている。したがって、収 室23内の放電管15からホルダ20外のシャーシ13 へのリークが防止される。

[電源基板16の概要]
 電源基板16は、図2に示すように、背面(シャ ーシ13と反対側の面)に回路が形成された回路 基板17と、回路基板17の背面に実装された電 部品19と、回路基板17の背面に取り付けられ 複数の基板コネクタ18を備えている。
 回路基板17は、全体として縦長の方形をな 、紙基材フェノール樹脂銅張積層板(紙フェ ールと称される)が用いられている。回路基 板17には、縦長の方形をなす複数の嵌合孔17H( 図9)が正面側から背面側へ貫通するように形 されている。複数の嵌合孔17Hは、上記した 継端子31(中継コネクタ14)と対応するように 回路基板17の左右両側の側縁部に沿って上 に並ぶように配置されている。基板コネク 18は、合成樹脂製のハウジングと、ハウジン グ内に全体が収容された金属製(例えば、洋 合金製)の出力端子(図示せず)とを備えて構 され、各嵌合孔17Hと対応するように、回路 板17の左右両側縁に沿って配置されている。 ハウジングの外面には、嵌合孔17Hと対応する 嵌合空間(図示せず)が形成され、嵌合空間内 出力端子の一部が臨んでいる。

 電源基板16は、回路基板17がシャーシ13と 行となる向きで背面側からシャーシ13に接 させて組み付けられている。組付けに際し は、中継コネクタ14の壁部22及びこの壁部22 沿って配置されている基板用接続部33が、回 路基板17の嵌合孔17Hを貫通して基板コネクタ1 8の嵌合凹部27に差し込まれる。これにより、 中継コネクタ14と基板コネクタ18が嵌合され 中継端子31と出力端子が導通可能に接続され る。

 以上のような照明装置10、当該照明装置10 を備える液晶表示装置D、当該液晶表示装置D 備えるテレビ受信装置TVは、照明装置10を構 成する放電管15について、その口金36が、ガ ス管34の外径に応じて自身の内径を変化させ るべく、径方向に弾性変形可能な弾性片38を えている。したがって、液晶表示装置Dの種 別に応じて放電管15の明るさ等を変えるべく ガラス管34の外径を設計上変更した場合に 、変更前の口金36を共通に用いることが可能 となる。つまり、本実施形態の管径3mmのガラ ス管34を用いた場合、図14に示すように弾性 38(38A,38B)が弾性変形するが、これとは別に管 径4mmのガラス管34を用いた場合にも、共通の 金36を用いて、図15に示すように当該管径4mm のガラス管34を外嵌させることができる。つ り、図15に示すように、弾性片38(38A,38B)が相 対的に小さく弾性変形することにより、管径 3mmのガラス管34で用いた口金36を、管径4mmの ラス管34に対しても適用可能となっているの である。

 また、弾性片38(38A,38B)は、ガラス管34の当 該口金36(本体37)への挿入に伴って、ガラス管 34の外面(外周面)に当接し弾性変形するため ガラス管34の口金36への挿入をスムーズに行 ことが可能である。また、弾性片38(38A,38B) 、口金36の周方向に沿って等間隔で複数配設 されているため、口金36の内径の変化態様が 方向に均等となり、偏った径変化が生じな ものとなるため、ガラス管34に対して口金36 をバランス良く外嵌させることが可能である 。

 また、弾性片38は、口金36(本体37)の軸方 両端にそれぞれ第1弾性片38A、第2弾性片38Bと して配設されているため、口金36(本体37)の両 端でガラス管34の外径に応じた径変化が生じ ため、当該口金36(本体37)の軸方向において 径がより均一となり、ガラス管34に対して 金36(本体37)をバランス良く外嵌させること 可能である。

 特にガラス管34の挿入側に配設された第1 性片38Aと、導電片40側に配設された第2弾性 38Bとは、当該口金36を軸方向で見た場合に それぞれ互い違いの位置に配設されている め、ガラス管34の嵌め込みが安定化されてい る。つまり、一方の端部で口金36がガラス管3 4と当接する位置と、他方の端部で口金36がガ ラス管34と当接する位置とが、周方向におい 異なるため、安定した外嵌が可能となるの ある。

 また、弾性片38は、口金36の内面から径方 向内側に撓出するように折り曲げられた屈曲 部39を備え、屈曲部39の頂部から口金36の端部 にかけて傾斜面80を具備してなり、その傾斜 80に沿って、ガラス管34の当該口金36内部へ 誘導がなされている。このような構成の弾 片38は、当該口金36の内径を変化させる機能 とともに、ガラス管34の誘い込み機能を兼ね 構成となる。したがって、ガラス管34を当 口金36内部に容易に挿入することが可能であ るとともに、その挿入に伴って弾性片38が弾 変形し、それにより口金36の内径を好適に 化させることが可能となっている。

 以上、本発明の一実施形態について説明し が、本発明は上記記述及び図面によって説 した実施形態に限定されるものではなく、 えば次のような実施態様も本発明の技術的 囲に含まれる。
 内径可変弾性部材として最適な板バネ弾性 38を示したが、その他、口金36の本体37の内 から突出したゴム状の突部材により内径可 弾性部材を構成することも可能である。

 また、内径可変弾性部材として口金36(本 37)の両端に第1弾性片38A及び第2弾性片38Bを えるものを説明したが、一方の端部(特に挿 側端部)のみに弾性片を設けるものとしても 良い。

 また、弾性片38として周方向に3片設けた のを例示したが、1片のもの、その他複数の ものであっても良い。また、弾性片38は、前 又は後方へ片持ち状に延出する形態に限ら 、前後両端が本体に支持された両端支持形 としてもよい。

 また、弾性片38のうち第1弾性片38Aと第2弾 性片38Bとは、それぞれ当該口金36を軸方向で た場合に、互い違いの位置に配設したが、 に図18に示すように、第1弾性片38Aと第2弾性 片38Bとをそれぞれ60°間隔で配設するものと ても良い。すなわち、各第1弾性片38Aの周方 配置間隔をX°とした場合、第2弾性片38Bは、 当該口金36を軸方向で見た場合に、第1弾性片 38Aに対して(X/2)°だけずれた位置に配列する とができる。

 このように第1弾性片38Aの周方向配置間隔 がX°(本実施形態では120°)であって、第2弾性 38Bは、当該口金36を軸方向で見た場合に、 1弾性片38Aに対してX/2(本実施形態では60°)だ ずれた位置に配列することで、ガラス管34 の口金36の外嵌バランスを一層向上させるこ とが可能となる。

 口金36の材料として、ステンレス以外の 属を用いてもよく、金属以外の導電性樹脂 導電性ゴムを用いてもよい。ガラス管34から 突出するアウタリード35は、ガラス管34と同 の位置に限らず、ガラス管34の軸線に対して 径方向に偏心した位置に配置してもよい。ま た、ガラス管34から直線状に突出するアウタ ード35は、ガラス管34の軸心と平行に限らず 、ガラス管34の軸心に対して斜め方向であっ もよい。さらに、アウタリードは、屈曲し 形態であってもよい。

 放電管15としては、冷陰極線管に限らず 熱陰極線管、キセノン管、蛍光灯等を用い もよい。導電片40のアウタリード35との接続 分は、アウタリード35を全周に亘って包囲 る筒形状に限らず、略U字状や略V字状の窄ん だ部分で当接する構成であってもよい。また 、導電片40の板状の先端部をアウタリード35 外周に当接させてもよく、この場合、導電 40の板状の先端部に形成した溝を、アウタリ ード35を嵌合させてもよい。

 液晶表示装置Dの液晶パネル11は、スイッ ング素子がTFTであるものに限らず、スイッ ング素子がMIM(Metal Insulator Metal) 等、TFT以 のものであってもよい。また、表示装置と ては、液晶表示装置Dに限らず、表示パネル の背面側に照明装置を必要する種々の表示装 置が含まれる。